6月の下旬頃、Jirouさんが頂き物の杏を食べていました。
Jirouさんが食事をしている時には、必ずテトが横に控えているのですが、
最近はJirouさん年のせいか、食べ物をよくこぼしたりするのですよね。。。。
その時も、杏の種が手から滑ってコロコロと・・・・
まさにその時、テトは「シメタ!」と思ったのでしょう(たぶん)、その種をパックと口の中へ・・・・・
種はかなりの大きさなので、まさか飲み込むとは思わなかった・・・とJirouさん。
今思うと、そっと他のおやつに気持ちを向ければ良かったのに、私も慌てちゃってダメって取り上げようとしたのです。
テトとしては、取り上げられたらさあ大変・・・もう無理やりって感じでゴクリ・・・・・
(/||| ̄▽)/ゲッ!!!・・・・・・・もう後の祭りでした。
Jirouさんは、種くらいウンチと一緒に出てくると言うので、私も喉を通ったものなら出てくるよねぇ・・・って
淡い期待をその時持ったのです。
それに、ホントの異物ってものじゃないし、一応食べ物だし・・・・って
でも、散歩や家でのウンチを見ていても、一向に出てくる気配がない・・・
元気だし、食欲もあるし、なんて言いながら約1ヶ月。
たまたまフィラリヤの薬をもらいに医者へ行った時に、実はこんな事があって・・って話をした所、
「やはり1ヶ月近く梅干の種をお腹に入れたままの子(飼い主は気づかなかったそうですが)が、嘔吐を繰り返すようになったので、レントゲンを撮ったら種があるのが分かったんですよ。その子は、内視鏡で取れましたが、取れないと手術になるところでした。」
って言われたんです。・・・( ̄□ ̄;)ギョッ
恐る恐る、「もしそのままにしておくと、どうなりますか?」って訊ねたら、
「う〜ん 胃の壁に穴があくか、腸閉塞になりますねぇ」って・・・・・・(/・_・\)アチャ-・・
そう言えば、最近ちょこちょこ吐いてたなぁって思い出したら急に不安になって・・・・
思わずレントゲン撮って下さいってお願いしてました。
7月25日、午前中に医者へ連れて行き、診察を頼みました。
「食物はそのままだとレントゲンに映りにくいので、バリュームを飲ませますので、午後、様子を聞く電話下さい」
と言われ、そのままテトを預けて帰宅。
指定された時間に電話を入れた所、レントゲンにはハッキリとしたものが映っていません。
けれど、呑んだ事が事実ならば、やはり内視鏡検査をした方が良いだろうと言われました。
内視鏡検査は麻酔をかけるので、結果が分かったら電話しますとの事。
そのまま不安を抱えながらもジッと電話を待ちました。
夜8時過ぎ、先生から電話があり、「内視鏡には映っているので、先ほどから摘出を何度も試みているのですが、胃の曲がった裏側の場所に張り付いているので、これ以上は無理です。
出来れば、麻酔のかかっている今手術をしたら良いと思うのですが」と言われました。
・・・・・絶句・・・・・
先生は、手術そのものは15分くらいのものだし、こちらにお任せ下さいって言われるので、
それならばお願いしますと言う事になりました。
9時近くに、病院から手術終了の電話。種はもちろん取り出しました。
7月26日、昼にお迎え。
本来ならもう少し入院すべきなのだけど、ちょうど土日を挟んでいるので、申し訳ないと先生は仰っていました。
でも、私としては、少しでも近くにいてくれた方が良いし、3,4日の安静と、流動食、投薬の事を教えてもらい
やっとの思いで帰宅したのです。
Jirouさんは食物なのにそれほどまでしなきゃいけないのかって言ってたのですが、杏の種の事をいろいろネットで検索していると、漢方薬にもなっているけれど、なかには種の成分に青酸が含まれているので食べたらダメとか書いてあるところもあり、あの時こうすれば良かったとかくよくよしても始まらないし、
これでテトが元気になればそれで良いと思うことにしました。
今度の事で、犬ってハイハイする赤ん坊のようなものだと改めて感じました。
もうこんな事は二度とご免です!!!
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